認定機構の概要


日本核医学専門技師認定機構

Japan Board of Nuclear Medicine Technology ( JBNMT )

目的

本機構は、日本核医学会、日本核医学技術学会、(社)日本放射線技術学会、(社)日本放射線技師会の関連学術4団体によって、平成17年11月に発足いたしました。構成4団体の連携により、統一的基準に基づく核医学検査に関わる技術者(核医学専門技師)の認定を行い、わが国の核医学検査技術の国際的な同等性を確保するとともに、最新の医療技術に対応した最善の画像情報を標準的に提供し、安全を担保することで、国民の福祉と社会の発展に寄与することを目的とします。

事業の概要

本機構は、次の事業を行います。

(1)核医学専門技師の認定に関すること

(2)核医学専門技師の育成および教育に関すること

(3)核医学専門技師の技術向上および医療安全に関すること

(4)核医学検査に関する調査および情報交換の推進に関すること

(5)関連学会および団体への事業協力に関すること

(6)その他、本機構の目的達成のための事業に関すること

核医学専門技師とは

核医学専門技師(BCNMT:Board Certified Nuclear Medicine Technologist )とは、本機構が実施する認定試験に合格し、所定の手続きを済ませた者で、その果たすべき主な役割は次のとおりです

  1. 核医学検査の放射線安全管理や医療安全対策を企画・立案し、適切に実行すること
  2. 専門的な知識と技術を高め、高度な核医学検査を円滑に行うこと
  3. 核医学検査における診断、予後、治療、予防の必要性の把握
  4. 核医学診断に役立つ科学的根拠に基づく医療情報を提供すること
  5. 医療情報として提供する検査データの管理方法および妥当性に対する判断力を保有する
  6. 核医学検査における核医学検査機器、および関連機器・器具等の品質保証・品質管理を修得し、実行すること。

専門的な知識・技術を要する核医学専門技師は、5年で更新認定を受けなければなりません。核医学専門技師認定を継続するために、本機構が定めた更新手続きを済ませなければなりません。